予約する前に、みんなが調べること
マヨルカ島は何日必要ですか。
マヨルカ島は4日が必要です。1日はパルマに充て、大聖堂、旧市街、ベルベル城を回ります。1日か2日はトラムンタナ山脈に。ソーイェルへの鉄道に乗り、バルデモサとデイアの村々へ。そして1日は、南東の入り江かドラック洞窟へ。6日あれば、北部とフォルメントール、そして浜で過ごす時間が加わります。
マヨルカ島のベストシーズンはいつですか。
5月と6月 — 暖かく緑で、混む前の季節. 9月と10月 — 温かい海と、引いた人出.

スペイン、バレアレス諸島
マヨルカ島は、北ヨーロッパで知られているパッケージツアーのリゾートだけの島ではありません。州都パルマはれっきとした都市です。古い海の城壁の上には巨大なゴシック様式の大聖堂がそびえ、旧市街には隠れた中庭を持つ邸宅が並び、島の人が買い物をする市場があります。北西の海岸には、石灰岩の山並みトラムンタナ山脈が端から端まで続きます。段々畑とオリーブ畑と石造りの村々からなるその景観は世界遺産の文化的景観で、曲がりくねった道路と木造の古い列車が山を越えていきます。東と南には、松に覆われた岩のあいだにターコイズブルーの水をたたえた入り江、地底湖のある洞窟、白い砂の長い浜があります。計画上の難所は、島の大きさと夏です。島は差し渡し100キロほどあり、それぞれの地方は互いに車で1時間以上離れています。そして7月と8月には、有名な入り江や岬へ向かう道路が渋滞し、駐車場が埋まり、日中は車で入れなくなる場所もあります。どこに泊まり、いつ行くか。それで旅が決まります。
マヨルカ島は4日が必要です。1日はパルマに充て、大聖堂、旧市街、ベルベル城を回ります。1日か2日はトラムンタナ山脈に。ソーイェルへの鉄道に乗り、バルデモサとデイアの村々へ。そして1日は、南東の入り江かドラック洞窟へ。6日あれば、北部とフォルメントール、そして浜で過ごす時間が加わります。
5月と6月 — 暖かく緑で、混む前の季節. 9月と10月 — 温かい海と、引いた人出.
マヨルカ島は地中海性気候です。夏は暑く乾き、冬は穏やかで、雨の大半は秋に降ります。たいていの人が泳げるほど海が温かいのは6月から10月で、7月と8月の頂点には、暑さと人混みと1年でいちばん高い値段がやって来ます。いちばんいいのは、その前後の月です。
暖かく緑で、混む前の季節
暖かく晴れた日と長い夕暮れが続き、野はまだ緑です。海は6月を通して温まっていき、入り江は夏より落ち着いていて、山歩きにもまだ快適な季節です。
温かい海と、引いた人出
夏のあとも海は温かく、暑さは和らぎ、人出は引いていきます。秋の嵐が1日激しい雨を降らせることがあり、それは10月のほうが多めです。山歩きの季節が、また始まります。
暑く、満員で、高い
日中は暑く、夜も暖かく、海は温かく、島は1年でいちばん人であふれます。有名な入り江は朝早くから埋まり、そこへ向かう道は渋滞し、フォルメントールの灯台へ向かう道は日中、車で通れなくなります。早めに予約し、観光は朝のうちに済ませてください。
穏やかで静か、半分は休業
穏やかな日と涼しい夜に、ときおり雨。山歩きと山のサイクリングにはいちばんの季節で、1月の終わりから2月にかけてアーモンドの花が咲きます。リゾートのホテルやレストランは多くが閉まりますが、パルマはにぎわったままで、1月にはサン・アントニとサン・セバスティアのかがり火と祭りがあります。
4日あれば、島の姿がひととおりつかめます。1日はパルマに。大聖堂、旧市街、市場、そして湾を見下ろすベルベル城。1日か2日はトラムンタナ山脈に。ソーイェルへの鉄道、バルデモサとデイアの村々、そして山越えの道路。残る1日は海岸に充て、南東の入り江か、東海岸のドラック洞窟へ。
6日あれば、浜で過ごす時間もとれます。北部のフォルメントール半島と、ポイェンサ、アルクディアの古い町を足すか、山を縫って延びる長距離自然歩道を1日歩くか、船でサ・カロブラの入り江へ渡るか。あるいは、ただ海辺で1日を過ごすか。パルマと海岸の2つ目の拠点とで、泊まる夜を分ける人も多くいます。
マヨルカ島は、差し渡し100キロほどの、おおむね四角い島です。空港のあるパルマは南西の広い湾に面し、トラムンタナ山脈が北西の海岸に沿って端から端まで続きます。中央はアーモンドとオリーブの林、ブドウ畑、市の立つ町々が点在する平らな内陸部で、東と南は入り江と浜の続く低い海岸です。
車がないなら、そして短い滞在なら、パルマがいちばんの拠点です。バスもソーイェル鉄道もパルマから出ていて、レストランもいちばん充実しています。車があるなら、山か海岸に2つ目の拠点を置くと、長い運転をせずに済みます。パルマ湾と東海岸のリゾート街は安く、浜で過ごす休暇のための街で、その目的にはよく合っています。
値段が頂点に達するのは7月と8月で、5月から10月までは高めです。パルマの外では、11月から3月まで閉まるホテルが多くあります。バレアレス諸島では1人1泊ごとに観光税がかかり、夏のシーズンは高くなります。
| エリア | 向いている人 | ただし |
|---|---|---|
| パルマの旧市街 | 初めての滞在や短い滞在に。大聖堂とレストランがあり、島のどこへ行くバスも鉄道もここから出ます。 | 夏は高く混み合い、日中はクルーズ船の客であふれます。目の前に浜はありません。 |
| サンタ・カタリナと海沿い | 旧市街の西にある、にぎやかなかつての漁師街。市場とバル、そして海沿いの遊歩道があります。 | 夜はうるさく、車を停めるのが難しい。 |
| ソーイェルと山 | 歩く人と、ゆっくり過ごす滞在に。石造りの村々、鉄道と路面電車、そしてソーイェル港。 | ほかのどこへ行くにも曲がりくねった道で、浜はわずかです。 |
| 北部(ポイェンサとアルクディア) | 家族連れや長い滞在に。穏やかな湾、長い浜、古い町があり、フォルメントールもすぐです。 | パルマと空港から1時間かかり、ところどころリゾートの建物が立て込んでいます。 |
| 南東の入り江 | 泳ぐために。サンタニーやモンドラゴーの入り江の澄んだ水を、村や小さなリゾートを拠点に楽しめます。 | 車が要り、有名な入り江は夏に混み合います。 |
パルマの空港は、スペインでも指折りの利用者数です。ヨーロッパじゅうから便が飛び、市内まではバスで20分ほど。フェリーはバルセロナ、バレンシア、デニアから着き、マヨルカ島とバレアレス諸島のほかの島々を結んでいます。
島を見て回るなら、レンタカーが現実的です。多くの入り江や村へは、それしか手段がありません。車がなければ、島のバスがパルマからたいていの町へ走り、列車が内陸のインカ、サ・ポブラ、マナコールへ通じています。山を越えてソーイェルへ上っていくのは、木造の古い列車です。
パルマの大聖堂ラ・セウは、湾を前に、古い海の城壁の上にそびえています。1229年のキリスト教徒による征服のあとに建設が始まったゴシック様式の聖堂で、身廊はヨーロッパ屈指の高さを誇り、巨大なバラ窓があります。20世紀の初めにはガウディが内部に手を入れ、今世紀に入ってからは画家ミケル・バルセロが脇の礼拝堂を陶板で覆いました。隣のアルムダイナ王宮と合わせて、午前を充ててください。
マヨルカ島の郷土料理は、田舎の料理です。あらゆる形の豚肉、オリーブオイルでじっくり煮た野菜、トマトをこすりつけたパン、そして島の名物のうず巻きパン。リゾートで出てくるのは旅行者の国の料理です。マヨルカの味を求めるなら、パルマのレストランと市場、そして内陸の古い酒蔵のレストランや村のバルへ。
時間はスペイン式で、リゾートでは少し早めです。昼食は1時か2時から、夕食は8時か9時から。昼の日替わり定食が、島でいちばんお得な食べ方です。
マヨルカ島の食卓は、素朴で濃厚です。朝食のうず巻きパン、やわらかいパプリカの腸詰め、トマトとオイルのパン、そして夏野菜の重ね焼き。締めにはハーブのリキュールを1杯。探すならパルマの市場と村々で、リゾートの海岸通りではありません。
島のうず巻きパン
ラードを練り込んだ軽く甘い生地をうず巻き形にして焼き、粉砂糖を振ったエンサイマダです。何も入れないもののほか、カボチャのジャムやクリームを詰めたものもあります。名前は保護されていて、どの便でも、旅行者が大きく平たい箱に入れて持ち帰っていきます。朝食に、コーヒーかホットチョコレートと一緒にどうぞ。
Wikidataで確かめるやわらかいパプリカの腸詰め
豚肉とパプリカで作る、パンに塗れるほどやわらかい熟成腸詰めソブラサーダで、深い赤色をした濃厚な味です。パンに塗るか、蜂蜜と一緒に火を通して食べます。保護された名前を名乗れるのは島で作られたものだけで、なかには島の在来種の黒豚だけで作るものもあります。
Wikidataで確かめる夏野菜の重ね焼き
揚げたじゃがいも、ナス、赤ピーマンを重ねてトマトソースをかけ、素焼きの器で出すトゥンベットです。マヨルカ島の夏の野菜料理で、それだけで食べるほか、魚や肉の付け合わせにもなります。
Wikidataで確かめるトマトとオイルのパン
島の目の詰まったパンに、房ごと吊るして保存するマヨルカの小さなトマトをこすりつけ、オリーブオイルと塩をかけたパ・アンブ・オリです。上にはチーズか生ハムをのせます。どのバルにもある軽食で、島のオイルとトマトをいちばん素直に味わえる食べ方です。
Wikidataで確かめる食後のハーブのリキュール
島のハーブで香りをつけたアニスのリキュール、イエルバスです。香りづけはフェンネル、ローズマリー、レモンバーベナなどで、甘口、辛口、その2つを混ぜたものがあります。名前は保護されていて、食後に1杯注いでくれるレストランも多くあります。
Wikidataで確かめる3日を超える旅程や、マヨルカ島にメノルカ島、イビサ島、バルセロナを加え、そのあいだのフェリーと飛行機ごとつなぐ旅程が、プレミアムの領分です。無料版は旅先1か所、3日までを扱います。