予約する前に、みんなが調べること
ケルンは何日必要ですか。
ケルンは丸1日が必要です。大聖堂とその塔、ライン川沿いの旧市街、美術館か博物館を1つ回り、夜はブラウハウスで過ごします。2日目は、ロマネスク様式の教会群、ベルギー地区、古い港、あるいはボンやライン渓谷への遠出に充てます。予約の前に、カーニバルと見本市の日程を確かめてください。
ケルンのベストシーズンはいつですか。
5月から9月 — ライン川とビアガーデン.

ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州
ケルンはライン川のほとりにローマ人が築いた街で、以来ずっとドイツの大都市の1つであり続けてきました。13世紀に着工し、19世紀に完成した大聖堂は北ヨーロッパ最大のゴシック様式の教会で、中央駅のすぐ隣にそびえ、旅人がまず目にするものになっています。そのまわりの街は第二次世界大戦で破壊され、簡素に建て直されました。それでも、12の大きなロマネスク様式の教会、街路の下のローマ時代の遺構、美術とチョコレートの優れた博物館、そして何より、その気質は失われませんでした。自前のビール、ケルシュを細長い小さなグラスで、騒がしいブラウハウスで飲み、毎年カーニバルで街ごとひっくり返る、人懐っこくて皮肉屋の、カトリックのラインラントの街です。計画上の難所は、暦です。カーニバルの週、巨大な見本市会場での見本市、そしてクリスマスマーケットがホテルを埋め、値段を跳ね上げます。それさえ外せば、ケルンは1日か2日で気楽に楽しめる親しみやすい街で、ボン、アーヘン、ライン渓谷への拠点にもなります。
ケルンは丸1日が必要です。大聖堂とその塔、ライン川沿いの旧市街、美術館か博物館を1つ回り、夜はブラウハウスで過ごします。2日目は、ロマネスク様式の教会群、ベルギー地区、古い港、あるいはボンやライン渓谷への遠出に充てます。予約の前に、カーニバルと見本市の日程を確かめてください。
5月から9月 — ライン川とビアガーデン.
ケルンは穏やかな気候です。夏は暖かく、冬は穏やかで灰色の日が多く、雨は1年を通して降ります。川辺とビアガーデンには、夏がいちばんの季節です。寒い季節の2大行事が、カーニバルとクリスマスマーケットです。
ライン川とビアガーデン
暖かい日、ライン川のほとりの長い夕暮れ、そして開いたビアガーデン。夏の大きな見本市と、同じく夏のゲイ・プライドのパレードが、その週のホテルを埋めます。日程を確かめてください。
灰色の空と、カーニバルの幕開け
涼しく、灰色で雨の多い日が続きます。カーニバルのシーズンは11月11日の11時11分に開幕し、その日1日、旧市街は仮装した人の群れで埋まります。
クリスマスマーケット
寒く暗い日々を、6つほどのクリスマスマーケットが照らします。いちばん有名なのは、大聖堂の足もとの市です。待降節の週末は、ホテルが埋まります。
灰色の空と、通りのカーニバル
寒く灰色の日と雨。灰の水曜日の前の6日間は、通りのカーニバルが街を占領します。灰の水曜日は復活祭とともに動き、2月から3月のあいだに来ます。山場はバラの月曜日の大パレードで、忘れがたい体験ですが、人であふれ、値段も高くなります。春は4月に訪れます。
要所は丸1日で回れます。大聖堂と塔への上り、大聖堂とライン川のあいだの旧市街、美術館か博物館を1つ——近現代美術、ローマ時代のケルン、あるいはチョコレート——、眺めのために歩いて渡る鉄道橋、そして夜はブラウハウスで。
2日目で、残りを足します。ロマネスク様式の教会群、買い物とバーのベルギー地区とエーレンフェルト、クレーンの形をした建物の並ぶ古い港、ライン川の船。あるいは、ボン、アーヘンの大聖堂、さらに南のライン渓谷の古城への日帰り。
旧市街は、ライン川の左岸に半円を描いて広がっています。中世の城壁に代わって造られた環状道路の内側で、その北の端に大聖堂と中央駅があります。川の向こうのドイツ地区には、見本市会場と大聖堂のいちばんの眺めがあります。にぎやかな西と南の地区は、環状道路のすぐ外側です。
大聖堂と駅のまわりが実用的な拠点で、どこへも歩いて行けます。夜遊びならベルギー地区、見本市と眺めならドイツ地区が便利です。
予約の前に、カーニバルと見本市の日程を確かめてください。その期間はホテルが埋まり、値段が急に上がります。待降節のクリスマスマーケットも、週末の部屋を埋めます。市は宿泊に税を課しています。
| エリア | 向いている人 | ただし |
|---|---|---|
| 大聖堂と駅の周辺 | 短い滞在に。大聖堂、美術館や博物館、旧市街、列車まで歩いて行けます。 | 人が多く観光地らしく、週末の夜は騒がしい。 |
| ライン川沿いの旧市街 | ブラウハウス、川沿いの遊歩道、古い広場がすぐそこにあります。 | 夜と週末は騒々しく、カーニバルのときはなおさらです。 |
| ベルギー地区 | 個人経営の店、カフェ、いちばんいいバー。大聖堂から数駅です。 | 夜は騒がしく、大きなホテルは少なめです。 |
| ドイツ地区 | 見本市会場、川辺、そしてライン川越しの定番の大聖堂の眺め。 | 旧市街とは川をはさんだ対岸で、見本市の期間は満室になります。 |
ケルン中央駅は大聖堂の隣にあり、ヨーロッパ有数の鉄道の要です。高速列車で、フランクフルトへはおよそ1時間、ブリュッセルへは2時間足らず、アムステルダムへは3時間足らず、パリへは3時間あまり。ケルン・ボン空港へは列車ですぐで、デュッセルドルフの空港へも1時間以内です。
中心部はこぢんまりとしていて、歩いて回れます。市内のほかの場所は、トラムと地下鉄が受け持ちます。両者は、たいてい同じ路線です。
ケルン大聖堂こそ、人がこの街を訪れる理由です。高さ150メートルを超える2本の尖塔、ゴシックの柱の森、中世のステンドグラス。そして主祭壇の奥には、東方の三博士の聖遺物を納めると伝わる黄金の聖遺物箱があり、これによってケルンは中世ヨーロッパ屈指の巡礼地になりました。1248年に着工したあと工事は何世紀も止まり、尖塔が完成したのは1880年のことです。世界遺産に登録されています。
ケルンの食事の舞台は、ブラウハウスです。小さなグラスの地ビール、冗談で「半羽の鶏」と呼ばれるライ麦パンのチーズサンド、マッシュポテトとリンゴを添えたブラッドソーセージ、かりっと焼いたジャガイモのパンケーキ、そして牛肉の蒸し煮。ケーベスと呼ばれる給仕たちのぶっきらぼうさは有名で、それも見せ物のうちです。
昼食は12時から、夕食は6時か7時から。ブラウハウスでは、ビールが次々にやってきます。給仕は空いたグラスをすぐ満杯のものと取り替え、コースターに線を1本書き足していきます。コースターをグラスの上に置くまで、それは続きます。
ケルンは、ブラウハウスで食べて飲む街です。小さなグラスの地ビール、「半羽の鶏」と呼ばれるライ麦パンのチーズサンド、マッシュポテトとリンゴを添えたブラッドソーセージ、かりっと焼いたジャガイモのパンケーキ。大聖堂の近くの昔ながらのブラウハウスへ行き、ビールは給仕に任せてください。
小さなグラスの地ビール
軽くてすっきりした上面発酵のビール、ケルシュです。この名を名乗れるのは、ケルンとその周辺で醸造されたものだけ。0.2リットルの細長いグラスで出され、空になるとすぐに給仕が新しいグラスと取り替えます。
Wikidataで確かめる昔ながらのブラウハウス
大聖堂の近くに並ぶ、醸造所を兼ねた古いビアホール、ブラウハウスの1軒です。黒ずんだ木の内装、長いテーブル、青いエプロンの給仕、そして樽から注ぐ自家製のビール。ラインラントの料理を食べるならここで、相席のテーブルで地元の人とも旅行者とも肩を並べます。
Wikidataで確かめる鶏ではない「半羽の鶏」
ライ麦の丸パンに、熟成したオランダのチーズの厚切り、マスタード、タマネギを添えた、ハルヴェ・ハーンです。「半羽の鶏」というその名はケルン流の冗談で、訪れた人は誰もが一度は引っかかります。ビールのお供の定番です。
Wikidataで確かめる天と地
焼いたブラッドソーセージにマッシュポテトとリンゴの煮たものを添え、上に炒めたタマネギをのせた、ヒンメル・ウン・エードです。名前は、木になるリンゴを「天」、土から掘るジャガイモを「地」に見立てたもので、ブラウハウスの定番料理です。
Wikidataで確かめるかりっと焼いたジャガイモのパンケーキ
すりおろしたジャガイモを薄くかりっと焼き上げた、ライベクーヘンです。リンゴのソースを添えるか、黒パンとテンサイのシロップで食べます。クリスマスマーケットやブラウハウスで売られていて、焼きたての熱いうちがいちばんです。
Wikidataで確かめる3日を超える旅程や、ケルンにボン、ライン渓谷、アムステルダム、ブリュッセル、ベルリンを加え、そのあいだの列車ごとつなぐ旅程が、プレミアムの領分です。無料版は旅先1か所、3日までを扱います。